院長の小坂です。
先日、3月22日、日本腹膜透析学会が主催する「腹膜透析基礎セミナー」を受講してまいりました。
ひさしぶりの東京、三連休の影響もあって、とっても人が多かったです。神戸市北区に慣れていると人の多さに疲れてしまいました。
さて、なぜこの腹膜透析のセミナーを受けようかと考えたかというと、私の身内の話になります。その人は慢性の腎不全のため、透析をすることになりました。血液透析をまず開始したのですが、もっと生活に自由が欲しくなったため、私が腹膜透析をすすめ、導入することになりました。腹膜透析をするための手術は問題なく終わったものの、お腹が張って食欲がわかなくなるということで1、2ヶ月で中止してしまいました。
少し調べたら、この副作用も対処法がきちんとあったのですが、意思が固く、腎臓内科の担当の先生も本人の意向に沿う形で同意されたようでした。
そんなことがあり、腹膜透析
に興味を持つようになりました。千葉や沖縄で働いていた頃は血液透析の管理はしていたので、血液透析患者さんの管理についてはある程度自信はありましたが、腹膜透析は全く知識がないと言って良い状態でした。そこで、きちんと知識をつけて当院でも腹膜透析の患者さんをみれるようにしようと思い立ったわけです。
セミナーでは腹膜透析はどんな人が対象になるのか?1日数回透析液を入れ替える方法や夜間1回だけ寝ている間、機械に繋いで透析する方法があること。血液透析と併用する人も2割ほどいること。血液透析は食事の制限が多いが、腹膜透析はほぼ食事に制限がないこと。よくあるトラブルの対処法などを学ぶことができました。
受講して、正直な感想は出口部の感染さえ注意すれば、普通にみれるなと思いました。
基本的には腎臓内科の専門の先生と並行して診察に当たっていくことになると思いますが、腹膜透析の患者さんも気兼ねなく当院にご相談いただけたらありがたいなと思います。