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院長ブログ

誤嚥にはご縁がない方がいいですね。

2026/01/23

 2026年初めてのブログになります。今回はご縁はいらない誤嚥の話。

 みなさん、お正月はおもち食べましたか?美味しいですよね〜。でも、ご高齢の特に飲み込む機能が落ちてきた方にとってはかなり危ない食べ物なんです。毎年、おもちによる窒息での年間死亡者数は3500人以上と言われており、交通事故(2600人前後)よりも多いんです。

 今回はそんな誤嚥(食べ物や唾液などが気管に入ってしまうこと)について書こうと思います。

 誤嚥は高齢者に限らず、若い人でも多少、起きていたりしますが、外に出す力が強かったり、抵抗力があるので肺炎にならずにすんでいます。しかし、その量が多かったり、免疫力が低下してくると誤嚥性肺炎になってしまいます。誤嚥したものがお餅のように大きなものだと窒息もします。

 特に寝たきりになってしまった方や脳梗塞、脳卒中や神経や筋肉の病気の方は特に危険性が高まります。

 予防のためにどうすべきか?3点あります。

①口の中を綺麗に保つ。口の中の細菌が少ないと例え誤嚥しても肺炎を起こしにくくなります。

②食べ物の形態を適切なものにする。例えばトロミをつける。細かく刻むなどして、誤嚥しにくくします。

③食べる姿勢を調節する。ラーメンをすする時のような前傾姿勢や、意外かもしれませんが完全に横向きに寝転がって食べると誤嚥しづらく、飲み込みやすくなります。これを完全側臥位法といいます。

詳しくは完全側臥位法とはをご参照ください。

この完全側臥位法で食事を口からとることを諦めていた方が口から食べられるようになったという報告もあります。また、パーキンソン病などで食事に時間がかかっていた方も食事時間が短縮され、介護も楽になったとのことです。

じゃあ、自分のあるいは高齢の両親の飲み込む機能(嚥下機能)はどうなんだろうか?と疑問になりませんか?

詳しい嚥下機能は嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査により評価しています。嚥下造影検査は病院で行うことがほとんどです。嚥下内視鏡は耳鼻科や歯科などでも実施できる所があります。

神戸市北区ですと西畑歯科医院が嚥下内視鏡検査可能です。ご自宅へ訪問しての検査も可能とのことです。

西畑歯科医院 
〒651-1113 兵庫県神戸市北区鈴蘭台南町3丁目11−11
電話番号 078-594-4182

もし、ご家族で誤嚥性肺炎を繰り返している方、口からの食事は無理ですと言われた方、一度、ご相談ください。

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