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インフルエンザワクチンをうって、家族みんなで安心生活

2015/11/16

 今年も冬がやってきます。冬になれば、いろんな病気がおきやすくなる季節です。その中でも代表的なのがインフルエンザ。毎年、12月〜3月くらいの間に流行がみられ、学級閉鎖だけでなく、お仕事もお休みしないといけなくなったりすることがおきます。ご存知の通り、インフルエンザには予防接種があります。現在、日本で認められているインフルエンザの予防接種は注射だけなので、やっぱり接種するときは少し痛いです。痛いのはやはりいやですよね。でも、インフルエンザにかかって約1週間辛い思いをして、仕事も休まないといけなくなるのとどちらがいたいでしょうか?確かに完全に予防することは難しいですが、接種しないよりかは予防できるという研究結果がたくさん報告されています。また、多くの人が接種することで、集団免疫とよばれる効果を得られ、より予防効果が高まります。アメリカの研究で幼稚園児に接種した群と接種しなかった群では接種した群での他の家族のインフルエンザにかかった数が少なかったということです。また、中学生の集団接種がなくなったことで、高齢者の入院数が上昇したという研究結果もあります。このように家族の一人が接種するだけでも効果があり、さらにたくさんの人が接種することでさらに効果が高まります。

 ワクチンを打つことで、あなただけでなく、他の多くの方が安心できます。

どんな副反応があるの?

 インフルエンザワクチンの効果は理解してもらえたと思います。ですが、まだ副反応が心配という方もいらっしゃると思います。代表的な副反応は接種部位の腫れやかゆみです。まれで重症なものにアナフィラキシーという重症のアレルギー反応がでる方がいます。この反応がでる確率は13万分の1と言われています。もし、インフルエンザワクチンをうってこのような反応が出た方はもちろん接種は避けた方が良いです。じんましんが出る程度の副反応でしたら接種した方が良いと言われています。おそらく予防接種を実施する医療機関はすべてアナフィラキシーに対応することができます。またまれにギランバレー症候群を生じたという報告もあります。ですので、過去にインフルエンザワクチンを接種して、アナフィラキシー症状した方や、生後6か月未満、全身の状態が悪い方も接種できません。

ワクチン接種を特に勧める方

基本的に上記の接種できない状況の方以外、すべての年齢で接種を勧めています。以下のような方も接種可能なので接種しておくと安心です。

・妊婦

・慢性の病気をお持ちの方(糖尿病、慢性の心疾患・呼吸器疾患、肥満など)

費用も気になる

 費用も気になりますよね。当院での費用を記載しておきます。

65歳以上   1500円(無料になる方もいらっしゃるので、神戸市に問い合わせるまたはホームページでご確認いただくか、当院へお問合せください)

13歳〜64歳 4500円

1歳〜12歳  3000円

6ヶ月〜1歳  2000円

アメリカの疾病予防センターでは2009年以降で初めてインフルエンザワクチンを接種する生後6か月から8歳までの方は2回接種が必要で、その後は年1回でも十分とされていますので、当院でもそれに準じた方針をとっています。私は接種する場所はどこでも良いですが、是非、ワクチンを接種してもらいたいと考えています。

 万一、大人がインフルエンザにかかった場合どのくらい家計に影響するでしょうか?例えば1日あたり1万円の給料として、最低でも5日間は休みが必要です。さらに診察料がだいたい2000円程度、さらに飲まなくても治りますが薬代が1000円かかったとします。そして、仕事を休まれた職場にはどのくらいの損失でしょうか?しかも共働きで夫婦ともかかったら?自営業ならなおさらですね。ワクチン接種料金と比べて、圧倒的に損失が大きくないですか?やはり金銭的に安心という面からもワクチン接種をおすすめします。

 ちなみに抗インフルエンザ薬(商品名:タミフル、リレンザ、イナビルなど)というものがありますが、これは発熱期間を1日程度短くするくらいの効果しか証明されていません。ましてや、効果が偽薬と比べて差がないかもしれないとも言われていますのであてにしない方が良いです。

 インフルエンザワクチンを接種して安心して、クリスマス、お正月を迎えてください。

 接種は是非、当院をお選びいただけると幸いです。

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