どんどん暖かくなってきましたね。今日は私の趣味の話題を。
4月は日本のトライアスロンシーズンが始まります。4月13日の石垣島トライアスロンを皮切りに20日の宮古島トライアスロンと続きます。そして、全国各地で様々な距離の大会が開催されます。
中でも大きな(距離の長い)トライアスロン大会は全日本トライアスロン宮古島大会(通称ストロングマン)、五島長崎国際トライアスロン大会(通称バラモンキング)、全日本トライアスロン皆生大会、佐渡国際トライアスロン大会(通称アストロマン)、アイアンマンジャパンみなみ北海道です。
私も宮古島大会、アイアンマンジャパンみなみ北海道には参加予定です。
宮古島大会はスイム3km、バイク123km、ラン35kmです。アイアンマンジャパンはスイム3.8km、バイク180km、ラン42.4kmです。
どちらも昨年、参加して完走しているのでトラブルがなければ今年も完走できると思います。
私は特に運動が得意だったわけではないですが、子供の頃から水泳を習っていたおかげで泳ぎに対する苦手意識はないです。でも、足はたいして速くなくて、自転車も小学校4年生くらいでやっと乗れるようになりました。中学の時は体育で5段階評価で2をとったこともあるくらいでした。
働き始めてから初めてトライアスロンに出たのは同じ病院の同僚に誘われ、石垣島トライアスロン(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)にリレーで参加しました。私はスイムで参加しました。たくさんの人が単独で3種目をやりきっているのをみて、自分にもできるんじゃないかと思い、来年は自分一人でやってみようと考えるようになりました。
そして、初めてフル参加したのも同じ石垣島トライアスロンでした。そこでゴールラインを切った時の達成感、爽快感がとても気持ちよかったのではまってしまいました。
他の人を誘っても泳げないからとか、自分には無理という方も多いですが、泳げなかった人が水泳を習って、泳げるようになり、私よりも速く完走しちゃう人もたくさんみてきました。どれもコツコツと練習を続ければ必ず完走はできるようになるので、もし、興味が沸いたならちょっとやってみてはどうでしょうか?
少しお金はかかりますが、観光地で開催されることも多いので旅行がてら参加できるので楽しいです。
桜も咲き始めましたね。春の訪れを感じる時期となりました。「春眠暁をおぼえず」という言葉があります。春の夜は寝心地がいいので朝が来たのを気づかずつい寝過ごしてしまうという意味です。
良い睡眠は健康にさまざまな良いことがあります。
日中の集中力が上がる。
誘惑に強くなる。
頭が冴える。
スポーツをする方なら練習の質が上がる。強い負荷にも耐えられる。
筋力トレーニングの効果が上がる。
気分が良い。
などです。逆に寝不足が質の悪い睡眠だと、当然、良い睡眠とは真逆の効果で、
日中の集中力低下。
思考力の低下。
誘惑に負けやすくなり、食べすぎたり、飲みすぎたりもしやすくなる。
スポーツをする方は練習の質が下がり、強い負荷に耐えられない。
筋力トレーニングの効果が減少。
うつ病など精神疾患になりやすくなる。
などがあります。よく試験前に徹夜して試験勉強するなんてすることがある、あったかも知れませんが、これはおすすめしないです。
よくいませんでしたか?試験前に「やばい、めっちゃ寝てしまった〜」とか言っている人の方が成績が良いってこと。
それはちゃんと寝たから成績が良いのです。ちゃんと寝られるだけ、それまでにしっかり勉強していたというのもありますが、睡眠の効果も大きいです。
実際に私は大学の頃、試験前とはいえ数時間でも寝ないと記憶が定着しなかったですし、試験もパスできませんでした。同じ頃に試験勉強をスタートした友人で徹夜した人も何名かいましたが、正直、彼らよりも徹夜しなかった私の方が成績が良かったです。
では、良い睡眠をとるにはどうすれば良いか?色々なことが書いてあったりしますが、確実に効果のある方法を以下に列挙します。
です。どれかやってませんか?どれかをやっているけど眠れているなら問題ないです。
習慣を変えてみて、すぐに効果が出ないからといってやめないでください。2週間くらい経ってから効果が出てくることもあるので続けることが大切です。
ちなみに健康に良いとされる睡眠時間は7時間〜8時間です。
眠れないな、寝てもスッキリしないなと感じておられるなら、上記を実践してみることをおすすめします。
春がやってきましたね。新入学、新入職の方もおられると思います。入学時、入職時には健康診断があったりしますね。実は健康診断の健康への寄与効果はわかっていません。「ケンシン」は同じ音でも「健診」と「検診」では意味が変わってきます。
「健診」は健康診断の略で健康であることを確認するための検査と言ってもいいかもしれません。
「検診」は無症状の方に対して、がんや生活習慣病などの早期発見、早期治療に繋げるためのものになります。
検診についてはさまざまな研究がされていて、USPSTFというアメリカの機関がおすすめの検診項目を公表しています。おすすめの検診項目は年齢や性別によって異なります。
例えば便潜血による大腸がん検診は44歳までは推奨されませんが、45歳〜75歳まで毎年の検査を勧められています。
反対にすべきでないとされている検診もあります。
例えば、70歳以上で無症状のPSA検査(前立腺がん)。
全年齢で無症状の人の頸動脈狭窄症の検査。
全年齢で無症状の人の膵臓癌の検査。
などがあります。すべきでないというものは有益性よりも不利益つまり害が上回ることが明らかであることが判明しているからということになります。
人間ドックなどで、ご自身のお金で全額自費でそれらの検査を希望されてするのは止めませんが、無駄な検診かどうかの判断に迷う場合は”家庭医・総合診療医”か一般内科医にご相談してもらうのが良いかと思います。
これを循環器の専門医や泌尿器科の専門医などに相談されると各分野の先生はその分野の病気を予防したいのでその検査をお勧めするかもしれません。つまり、偏った判断になることもありますので中立に判断できる家庭医・総合診療医あるいは一般内科医がお勧めです。